USMシングルS15 「Nonstop!マンダウルガ」 最高2065

こんにちはむかです。

久々にレートを2000に乗せられたので記念に構築記事を書くことにしました。

 

結果

シングルレートS15 TNむっちゃん

最高レート2065

最終レート2004

対戦オフ S16 

サブローカップ個人3-1

真皇杯関東予選グループ16 9-2 1位抜け(なお)

ポサパ ポケサー最強決定戦 予選6-2 トナメ5-0優勝🏆

 

使用構築

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構築経緯

ベースにした構築→S14最終2102&2103 ゲコミミおめでとマンダ|せつない|note

S14の記事の中からいくつか試した中でこの構築が最も手に馴染むと感じたため、そのまま6匹真似して使っていた。途中でいくつかのカスタマイズを経て最終日の夜にこの形になった。そのため、採用理由などについては上記のブログを読んでいただきたい。調整先など詳しくわかりやすかった。それぞれのポケモンの採用理由については個体解説で紹介する。

 

対戦の方針としては

対面+積みの要素が濃い構築となっており(蜻蛉返りや持ち前の耐久力を生かした強引な後出しはする)、先に1匹倒して詰めるパターンと、役割集中をしたり対面を操作して積み技から抜くパターンを意識した。

 

構築詳細

f:id:mukapoke:20190618170040p:plain@ボーマンダナイト 威嚇→スカイスキン

いじっぱり/197-183-151-x-128-158

恩返し/地震/羽休め/竜の舞

vsボーマンダには少し不安が残ったが、基本的に色々な攻撃を耐えながら最低限の火力はあって神調整。対面要素の濃い構築では捨て身と岩技採用のASぶっぱが多いが、対面的に使う時耐久力を強引に使うことが多かった(vsレボルト、コケコなど)のでHDベースが活きることが多かった。初めてHDベースを使ったが今まで使わなかったことを後悔する強さであった。技構成については、ギルガルドボーマンダで倒しにいく場面が多いため身代わりより地震の方が良いと思う。1メガであり構築の軸なことと、ボーマンダがしんどいポケモンカビゴンミミッキュで無理やり崩せるためかなり出していた。

選出率2位

 

f:id:mukapoke:20190618170221p:plain@ウイのみ 炎の体

おくびょう/169-x-87-184-126-159

火炎放射/めざめるパワー氷/ギガドレイン/蝶の舞

元々は弱点保険ガルドだった枠に、レヒレとやりあえることを評価して入ってきたポケモンウルガモスのストッパーとしてスカーフランドロスを採用したレヒレ入りの構築が多かったので、まとめて倒せるようSに大きく割いた個体を使用。ついでにいうと水Zも少なかったと思う。(ただし、水Zもある程度いたので余裕がある時はZをミミッキュにうたせるように誘導するなどして対策した。)

グロス系統にはこれでかなり勝てたが、物理耐久が柔らかすぎてミミッキュクチートを任せきれなかったのでスカーフランドロスが少ない環境なら+1でミミロップ抜き程度のよくある調整で良いと思う。もしくは、ASマンダが多い環境ならC削って耐久に回せそう。

調整の参考→【S10最高最終2115】ドリルドンマンモスヒレルド【最終27位】 - 儚くも永久のヨワシ

選出率5位

 

f:id:mukapoke:20190618170908p:plain@こだわりスカーフ 変幻自在

無邪気/147-146-87-125-81-191

冷凍ビーム/とんぼがえり/ダストシュート/岩雪崩

MVP、襷ゲッコウガを使っていた時にスカーフゲッコウガをケアされない動きが多く見られた(具体的にいうとスカーフランドロスやテテフの居座り)ため、また初手のゲッコウガミラーに不安があったために構築が迷走していた時に数戦試すつもりで採用したところめちゃくちゃ強かったのでそのまま採用した(そのため、スカーフゲッコウガ用のもう少し良い調整があると思う)。

裏に行動保証のあるメンツが控えているため初手に出した場合基本的に裏読みはせず、目の前の相手に通る技を打ち続けた。鋼タイプが裏に控えてそうな相手の時もテッカグヤにはカビゴンギルガルドにはウルガモスメタグロスにはギルガルドと投げられるのでダストでのこだわりも気にせず打てた。

選出率3位

 

f:id:mukapoke:20190618171137p:plain@ミミッキュZ 化けの皮
いじっぱり/157-143-116-x-126-118

じゃれつく/影うち/挑発/剣の舞

今まではAよりの調整を使っており、この振り方だと最初はこちらの攻撃をミリ耐えされることが多く最初は耐久振りの強さを感じられなかったが、使い込むうちにHBポリゴン2に対して剣舞2回で崩せることや様々な物理技を耐えることがとても強く感じた。(ボーマンダすてみタックルを何度か耐えたけど確定耐えでは無いらしい。)

ミミッキュの挑発はZ消化後にポリゴン2カバルドン、鈍いカビゴンボーマンダとの役割集中で詰める際に使用するため呪いよりも強いと思っている(呪いでも出来そうだが)。また、ゲッコウガがダストでこだわったあとのボーマンダ死に出しに対して、後出しミミッキュから挑発がスカーフゲッコウガでの全対応になるため強い。しかしゲンガーが抜けたことでオニゴーリやバトン部が厳しくなっている(この構築には出てこないと踏んでいた)ため、個人の好み。ただしミミッキュミラーが全部後攻だったのでもう少し素早さに回したいし、シャドークローも持たせたかったりなどいろいろ迷っていた枠。

選出率1位

 

f:id:mukapoke:20190618171421p:plain@フィラのみ くいしんぼう

いじっぱり/254-154-104-x-142-56

恩返し/炎のパンチ/リサイクル/はらだいこ

A:+6恩返しでHBドヒドイデ確定

S:ドヒドイデ抜き

はらだいこ型だが、テッカグヤに身代わりとやどりぎの種があった場合になすすべもなく負けてしまうことや、回復出来れば簡単に勝てる試合(レヒレカグヤドランみたいな有限サイクル選出を良くされた)を多く感じたために耐久振りリサイクルの型をわだーだに教えてもらって採用した。カバルドンより遅くなったが、はらだいこ型が周知されたためかカバルドンを出されることが少なかったためこれでも良かった。色んなところからイカサマやはたきおとすが飛んできたし、相手のカビゴンにもほぼマッチングしなかったので環境的には逆風感はあった。

シーズン途中まで使ってた型はそのうち別の記事であげようと思います。

選出率4位

 

f:id:mukapoke:20190618172316p:plain@弱点保険 バトルスイッチ

のんき/167-71-220-72-171-72 

シャドーボール/影うち/聖なる剣/キングシールド

※借り物の調整をそのまま使用

なぜか弱保ガルドミラーが多かったり、レヒレに対してすごく微妙であったことから、ウルガモス採用の時に一度抜いたがゲンガーを出すことが減ったために再採用して、そこから一気にレートを引き上げてくれた影の立役者。

そこまでかなりミミッキュに苦労していたため、ミミッキュに割と強めなのが良かった。この枠は最後まで定まらなかったがミミッキュに強い気の利いたポケモンが良いと思う。

ミミッキュに対してゲッコウガの蜻蛉からギルガルドを出す動きをよくした。

調整の参考→【単体考察】弱点保険呑気ギルガルド - Wanna be the Biggest Dreamer

選出率6位

 

試したポケモン

滅びゲンガー

前シーズンに使っていた、ガルランドに入れていた滅びゲンガー(わだーだに教えてもらったやつ)がめちゃくちゃ強かったので最初は滅びゲンガーを使いたく思い構築を探していた(ところせつないさんの構築を発見した)。

ただ、この構築だとサイクルを回しにくいのと浮いているのがボーマンダだけだったので相手の受け回しに地面がいる場合にあまり活躍せず、出した試合は吠えられて、信じられなくなって置物と化していた。実際に見返すと直近1週間の選出時勝率が0%であった(5月のヤクルトかよ)。最終日の前日の夜に受け回しのヌオーとかは当たる確率も低いし切るべって言ってギルガルドと交換した。最終日はゲンガーいなくて後悔した試合もあったが、それよりも圧倒的にギルガルドで勝てた試合の方が多かったので良かった。ただ、構築的にはそこを妥協して切ってしまったためにもう少し考察できる部分はあると思う。

この構築に入れた場合においては自分が使いこなせなかっただけで、原案ではこれで勝たれているみたいだし最終日滅びゲンガーに2回負けたしやっぱり使う人と構築が良ければ強いと思う。

 

選出

ゲッコウガ+ゲッコウガの見せる隙を埋められるポケモン

カビゴン+カビゴンで崩したあと通るポケモン

ミミッキュ+2匹

ゲッコウガ初手の場合の戦い方

初手ゲッコウガで最もアドバンテージを取れる技を押す。(ミミッキュに蜻蛉返り、カプ系にはダストシュート、リザードンにはいわなだれなど)

倒した後、こだわった技次第で起点にしてくるポケモンが出てくるのでそこに行動保障のあるポケモンを後出し(ゲッコウガがいらなくて起点にされないなら居座っても良い)して切り返す。仮に起点にされたとしても、ゲッコウガがある程度ストッパーの役割も持っているため大体こちら有利で戦える。ゲッコウガが初手と〆で2体、ゲッコウガ以外で1体を倒すイメージ。

カビゴン初手の場合

相手が受け気味のサイクルである場合は初手から出すことが多い。基本的にエアームドナットレイテッカグヤなどをカビゴンで倒してボーマンダを通す動きを狙う。

ミミッキュ初手の場合

出来るだけやりたくないが、キノガッサ入りなどには苦渋の選択として出していた(同様の理由でたまにギルガルド初手もある)。この型のミミッキュは初手に出すのが弱いと思っている(なぜなら、相手はミミッキュに対応できる駒を裏に残しているから。ミミッキュに対応出来る駒をボーマンダなどで削ってからミミッキュで複数匹倒すことを狙う動きが強い。)ので、ミミッキュしか思いつかない時だけやっていた。

また、ミミッキュの挑発でカバルドンなどを止めて、ボーマンダ+ウルガモスで積んでいくパターンもあった。

【追記】オフでミミッキュを止められるポケモンがだいたいウルガモスの起点だったり、ミミッキュで削ってマンダが受からない状況を作ったりすることが多くて割とした。呪いと思われることが多くて思わぬアドバンテージを得られることが多かった。

 

重いポケモン

キノガッサマンムー、HBポリ2絡みのサイクル

 

反省点

メタグロスに対してウルガモス+ギルガルド採用したりと過剰なのにポリグライドヒドグロスみたいなやつには勝てないのが弱すぎたし、ミミッキュがミラーに弱い型(ミラーに強い襷やゴーストZが流行っていたのでしんどかった)のでそのへんは改善できると思う。

 

感想

久々にレート2000まで行けたこともあって、ポケモンが最高に楽しかったです。あんまり自信なかったけど2000乗ってから1度も2000切らずに25戦も出来てかなり戦える感じでした。

勝てない時は暴れてたけど…2000乗ってからの対戦は気持ちが晴れて、勝っても負けてもなるほどなって思うことも多くて戦うことが楽しかったです。ギャラドス入りのカバマンダとポリグライドヒド。めっちゃ強いわ!!勝てん!!

わだーだに横でアドバイスを貰いながら対戦してると自分の腕はまだまだだと感じたし、勝てそうな試合を落としたり、プレイングは未熟でした。そういう面では経験値の少なさが出たかなと思います。後、深夜体力の限界が来ておざなりな選出をしていたので自分の体力を鍛えようと思います。

あと、第1回バトルフロンティアから使ってるミミマンダウルガの並びで勝てたのはめっちゃよかったです。並びが好き。

次こそ2100。

 

レートのあとも対戦オフで試合を重ねるうちに強いなぁと思えることが多かったのでぜひ真似してみてください(恩返しが多くてQRは作れないですが…)

 

スペシャルサンクス

対戦ログを全部記録したぽけっとふぁんくしょんさん。とても便利なのでぜひ使ってみて欲しいです。

お会いしたことも話したこともないけれど、構築の参考にさせてもらったせつないさん。

Rageに出て活躍されていたAdamsさん、一方的にだけど配信見てたら俺も頑張ろうって思いました。

構築を使って改善案を教えてくださったまなてぃーさん。

ウルガモスを孵化してくれた天音。

ギルガルドを貸してくれたふらん。

キャスでモチベを上げてくれたり一緒に戦ったあまみや、シャーロット。

カビゴンの型を教えてくれたり前日は一緒にやって、最終日も通話してくれたわだーだ、泊めてくれたあべし。

この構築記事を読んでくれた皆さん。

 

ありがとうございました。

 

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所属するポケモンサークル流星群が主催のポケモンオフ、MASTERSオフが8/31に横浜西公会堂で開催されます!

第7回MASETRSオフ 参加要項&申請記事 - 流星群公式ブログ

 

また、自分の参加しているポサパ運営でのポケモンサークル員最強を決める全国大会の開催が決定しました。自分もスタッフで参加します。よろしくお願いします。ポケモンサークル最強シングルバトルプレイヤー決定戦のお知らせ - ポサパ公式

 

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おまけ

ボーマンダのニックネームについて

Triple333

走攻守三拍子揃っているところが、応援している東京ヤクルトスワローズ山田哲人選手と共通しているので、代名詞であるトリプルスリーを名付けました。色違いにすることでヤクルトが推している黄緑になるのも良き(通常色も90年代のビジターユニっぽい色ではある)。細かいこだわりとして、ボールがネストボールであり哲人と韻を踏んでいる。

 

おわり