目次とあいさつ

初めまして、むかぽけという名前でポケモンをやっている者です。

ポケモンは6世代から本格的に対戦をやり始めました。以前はポケモンサークル流星群に所属していて、オフ会の主催などもしていました。今はポケモンの師匠である発寒厨さんがやっているしざよちゃんねるのモデレーターとしてお手伝いをしています。

何かあれば連絡はTwitter @mukapoke までよろしくお願いします。

 

 

SVシングルS3 カミラッシャ◇くさ R2022

むかです。
今回はスカーレット・バイオレットで目標としていたレート2000、最終3桁を達成できたので記念に書きます。

シーズン序盤に眼鏡ハバタクカミ+残飯ヘイラッシャの並びを使っていて、ハバタクカミの火力とヘイラッシャの対応力が高く強いと感じ、構築を組み始めました。
 
残りのポケモン
・相手のハバタクカミに対面勝ちやすいチョッキ
・同じ理由で色々撃ち合える襷
・キョジオーンとクエスパトラ対策のためのおんみつマント
を採用することで使いやすく強い構築に仕上がると思い、ハバカミラッシャ+チョッキ襷おんみつ自由枠で構築を考えました。また、ハバタクカミとヘイラッシャ入りへの選出パターンを豊富にするため、ハバタクカミに対面有利なポケモンを採用することと、ヘイラッシャに役割集中することを意識して採用するポケモンと技を決めました。
 
また、これまでのSVの対戦から、できるだけテラスタルに依存しきったポケモンを入れず、相手の選出によって柔軟にテラスタルを切れるパーティの方が強いだろうと思っていたので、カイリュー以外はテラスタルしてもしなくても強いポケモンで固めました。
 
以下がポケモンの紹介です(採用順)
 
ハバタクカミ@こだわり眼鏡 ◇フェアリー
臆病 / 古代活性
131(4)-67-75-187(252)-155-205(252)
 
◇テラスタイプ
ムーンフォースの火力が上がるフェアリーテラス
〇解説
構築の軸1体目。使い始めた当初、眼鏡テラスムンフォの一貫を作りやすく強かったです。
最後のほうは出しにくかったですが、いることで相手の選出と立ち回りを大きく制限できるので出さずとも活躍していたと思います。
△改善点
耐久振り、テラスタイプ、そんな出さないならきつい相手に勝てるような型に工夫してもよかったかも
 
 
ヘイラッシャ@食べ残し ◇ほのお
腕白 / 天然
257(252)-121(4)-166(124)-76-99(108)-58(20)
アクアブレイク / 地割れ / 守る / 欠伸
HDライン:ステルスロック+食べ残しの回復後にC187ハバタクカミのフェアリーテラス+眼鏡ムーンフォースを耐える(目安)
Sミラー意識
残りB
 
◇テラスタイプ
フェアリー技と炎技を半減できる炎テラス
〇解説
構築の軸2体目。体力が少なくともいろんな攻撃を耐えてあくび入れられるので大事に使っていました。
こういうポケモンをあまり使わない自分でも強いと感じられるくらいパワーが高かったです。炎テラスにしたことで、必要に応じてハバタクカミに1ターン生み出せるのが強いです。地割れは余裕もって3回以上押せない時は押さないほうが強いです。主に着地したカイリューを倒す時と、本当にワンチャンない時に押しました。
△改善点
特になし
 
テツノカイナ@突撃チョッキ ◇じめん
意地っ張り / クオークチャージ
229-211(252)-129(4)-63-120(252)-70
 
◇テラスタイプ
ボルチェンの一貫を切れて、地震がタイプ一致になる地面テラス
〇解説
チョッキ枠。テツノツツミ、サーフゴー、ハバタクカミ、ジバコイルのうち複数匹が入ってる構築が多く、ほとんど出しました。ジバコイルと比較して、選出すれば特殊を出されずともテラス込みで腐ることも少なく、ブジンカイナミミッキュみたいな選出をたくさんしました。ハッサムに強いのもGOOD。
反面先制技がなく、ラッシャと一緒に出すときに素早さ関係で後手に回りやすいのが気になるポイントです。あったら強すぎるけど。
△改善点
素早さ、冷凍パンチの技枠、セグレイブにする
 
カイリュー@おんみつマント ◇フェアリー
陽気 / マルチスケイル
167(4)-186(252)-115-108-120-145(252)
テラバースト(妖) / 地震 / 羽休め / 竜の舞
 
◇テラスタイプ
2wで地震と合わせて等倍範囲が広いフェアリーテラス
〇解説
おんみつ枠。今回の環境は持ち物として残飯が強く、特に構築の軸として残飯ラッシャ入りか残飯キョジ入りかに二分されると思ったので、ラッシャ入りはほかに任せてキョジ入りに出して崩していけるような構成にしました。
ガチガチな「アマガ+キョジ+ドオー」みたいな構成には刺さりにくいものの、キョジオーンだけでカイリューを相手する選出を用意している構築も数多く、そのような構築にはほとんど勝てました(上手い人には勝てなさそうな気もする)。
△改善点
地面テラス、飛行テラス、電気テラスに変える
 
ミミッキュ@命の珠 ◇くさ
意地っ張り / 化けの皮
131(4)-156(252)-100-63-125-148(252)
じゃれつく / かげうち / ウッドハンマー / 剣の舞
 
◇テラスタイプ
ヘイラッシャ意識のウドハン、ウドハンの打点が伸びる草テラス
〇解説
@1枠。ハバタクカミに強く、ラッシャに役割集中もできたり強かったのでそのまま残り続けました。流行ってた水ロトムにも選出しやすくてGOODでした。
シンプルに草テラスウドハンの火力がバカにならないのも強かったです。クエスパトラにも強くて良かった。めっちゃ出します。
△改善点
剣舞は呪いでもいいかも(バトンきつい)
 
テツノブジン@気合の襷 ◇くさ
やんちゃ / クオークチャージ
149-200(252)-111(4)-140-72-168(252)
インファイト / はたきおとす / かげうち / ムーンフォースくさむすび
 
◇テラスタイプ
初手のキノガッサが重すぎたため、胞子を撃たれた際にそのまま試合を決定づけられる草テラス、ついでにイルカマンにも強い。
〇解説
襷枠。シーズン中盤まではイダイナキバを使っていましたが、ハバタクカミの刺さりが悪くなるにつれてステルスロックより1体持っていけるほうが強いと感じテツノブジンを採用しました。
ほとんど切らないテラスタイプについて草テラスにすることで、重めなキノガッサ入りに襷が残ったブジン込みの3vs2が始まることに気が付き、イージーウィンを拾えるのが強かったです。草テラス本当に便利だから使ってほしい。
△改善点
 
よくある選出
特になし、雰囲気。
最終日は、カミラッシャの圧力を活かしてブジンミミ@1で選出することが多かったです。
 
アーマーガア、ミミズズ、鉢巻ガブリアス
 
感想
なんとなく強そうなやつを詰めて、対戦しながら個体の入れ替えや技枠の検討をして構築の完成度を上げる組み方を初めてしました。練度が上がるにつれて思っていた以上に性能を発揮し、机上論ではどうにもならない部分を埋められて強く組めるなと思いました。反面愛着がわいて変えにくくなることもあって結構難しいと思いました。
また、役割が重なってたり曖昧過ぎて選出難しいなと思うことが多かったです。
負けた試合大体選出次第だったなあって思ったので、もうちょっと上目指せたかもと思います。
 
感謝の言葉
2月いろいろあってメンタル死んでたけど、たくさん通話して励ましてくれたりポケモン教えてくれたしざよさん、わださん、研究室の後輩。
メンタル死んでなければもっと勝てたかもって思わなくもないのだけ後悔。でも悩んだことも思い出。
大学生活もう終わるけど、大学で最初にできた友達といまだに一緒に遊べるのも、卒業間近で後輩と仲良くなれるのも、本当に最高のゲームですね。テラピース以外は。

剣盾シングルS22 ザシアンランド 最高レート2040 最終レート1948

こんにちはむかぽけです。剣盾の最高レート更新できたのと通話窓の友達がみんな書いてたので書きました。あと、この時はこんなことを考えてたんだなって思い返すために詳しめに書きました。

パーティ画像

f:id:mukapoke:20211002083323j:plain

成績

最高レート 2040くらい 92位 ※10月1日午前3時半ごろ
最終レート 1948 435位
 

コンセプト

蜻蛉返りで火力の高いポケモンを展開し相手の選出を崩しザシアンを通す。
特定の構築に対してはファイヤーとランドロスを使って詰め切る。
 

構築経緯

この環境においてザシアンがトップメタであることは疑いようがなかったので、ザシアン入りに対してどう戦うのかを考えるところからスタートした。
前シーズンの構築記事を一通り読んだところ、ザシアンと戦う方法としてヌオーやウインディなどを突破できなくする、ザシアンを削って上から縛る、ザシアンのSを下げて上から殴って倒すの3種類に分けられると考えた。
1番戦いやすそうなのがザシアンを削って上から縛ることだと思ったので、それをベースに考えることにした。まずスカーフイベルタルやムゲンダイナを試したが、前者はザシアンをイカサマ圏内に入れるラインが相当高い上にイカサマが裏に圧力をかけられない点が弱いと感じ、後者はザシアンに抜かされている可能性があるので断念した。ヒヒダルマカイオーガなどのザシアンを削らずともワンパンできるポケモンもいるが、こだわりスカーフを持つ必要があり択を生みすぎて安定しづらいと考えた。
色々試している中で、相手のザシアンに対してゴツゴツメットダメージを2回入れて何かの技で縛る動きをベースにするのが良いと思い、相手のザシアンの上を取れる可能性が高いザシアン、黒バドレックスのどちらかを選ぶことにした。ザシアンを試していた時に初手のザシアンミラーで遅い方が剣の舞を押すことはできず、こちらの剣の舞を考慮すると引くことも難しいので巨獣斬を押されやすいという点に気がついた。なので初手で早いザシアンから先にゴツメ枠に引くことで、「ゴツメダメージ2回+こちらのザシアンの巨獣斬で相手のザシアンを縛る」もしくは、「相手のザシアンが引いて対面操作技から有利対面を作る」のどちらかが決まりやすいと考え陽気ザシアン+ゴツメ持ちポケモンを軸に構築を組み始めた。
 
 

個別解説

f:id:mukapoke:20211002083741p:plain

ザシアン@くちたけん
陽気 / ふとうのけん
167-222-136-x-135-220
巨獣斬 / じゃれつく / 炎の牙/ 剣の舞
調整
A:+3じゃれつくが命中した時特化サンダーが急所率込みで70%で落ちる
S:ザシアンよりできるだけ早いザシアンを使うために最速
 
環境のザシアンに最速は少ないと感じ、また最悪でも同速勝負にできることから「最速ザシアンはザシアンより早いポケモン」と考えて採用した。また、前述した立ち回りと最速であるためにザシアンがザシアンの巨獣斬を受けることは無いと判断し、AS特化で採用した。
技は一致技の巨獣斬、じゃれつくは確定として他のポケモンで負荷をかけづらいナットレイギルガルドに強くなれる炎の牙、有利対面で積むことでサンダーに触る回数を減らす可能性を高められ、相手のザシアンやムゲンダイナをワンパンできるようになる剣の舞を選択した。
ザシアンの強みは他の禁止伝説とは違い積み技やこだわりアイテムを持たなくても素早さと火力を両立できることで、構築だったり立ち回りの自由度がとても高いことだと感じた。
 

f:id:mukapoke:20211002083950p:plain

腕白 / 威嚇
196-166-156-x-100-111
地震 / 岩石封じ / ビルドアップ / 蜻蛉返り
調整
HB:特化
 
ザシアンの巨獣斬を高確率で2回耐えること、相手のランドロス地震の一貫を切れること、ザシアンに対して地震で縛りつつ蜻蛉返りで有利対面を作れることが強いと感じHBゴツメランドロスを採用した。また、vs黒バドレックスにおいてファイヤー対策枠の電気技の一貫を切ることも必要だった。
技は採用理由から地震と蜻蛉返りは確定で、岩石封じは飛行に対する打点として便利そうだったので採用した。ビルドアップはネクロズマ入り構築の選出で多かったネクロズマ+ランドロス+水枠に対して ネクロズマ+ランドロスを詰めるために採用した。
 

f:id:mukapoke:20211002084003p:plain

カプ・レヒレ@こだわり眼鏡
控え目 / ミストメイカ
149-x-135-161-150-134
波乗り / ムーンフォース / リフレクター / トリック
調整
S:意地マンムー抜き+1
C:特化
H:余り
 
ザシアン+ランドロスで対処が難しいマンムーヒヒダルマカバルドンあたりに強い水タイプを採用しようと考えており、その中でザシアンを状態異常から守ることが出来るカプ・レヒレを採用した。持ち物はランドロスの蜻蛉返りから着地した時に裏に負荷をかけやすいこだわり眼鏡にした。
技は一致技の波乗り、ムーンフォースは確定で残りは暇な時に使ったら強そうなリフレクターと受け構築に対して使えるトリックを採用した。マンムーに対してトリックからリフレクターが決まったら強そうだったけど決まることはなかった。反省点として、カバノラゴンに対してどちらでこだわるか悩んだのでこだわり眼鏡以外の持ち物を検討したり、カイオーガ軸が辛い反面カバルドンとはそんなに当たらなかったので水ロトムを採用することも考えた方がよかった。
 

f:id:mukapoke:20211002084018p:plain

ガラルファイヤー@突撃チョッキ
控え目 / 逆上
187-94-111-165-146-122
燃え上がる怒り / エアスラッシュ / 不意打ち / 蜻蛉返り
調整
S:4振りサンダー抜き
C:11n
HBD:余り
 
黒バドレックスに対して後出しが出来そうなポケモンの中で対面操作技を覚えることで有利サイクルを回すことが出来、バドレックスを出されない選出をされたとしても腐りにくく、体力が少しでも残っていれば不意打ちでバドレックスに勝つことが出来る点を評価してガラルファイヤーを採用した。調整についてバドレックスを一撃で倒すAを確保するかSを上げるかで悩んだが、無傷のバドレックスとアストラルビットで縛られたHPのファイヤーが場に残る状況はほとんどなかったのでSを優先した。バドレックスと組まれているゴツメ枠(ランドロス、サンダー)より素早さを高めたことで拾えた試合がとても多く非常に強かった。
技は黒バドレックスへの打点となる燃え上がる怒りと不意打ち、ウーラオスやゴリランダーに対して撃つエアスラッシュ、対面操作技の蜻蛉返りで完成されていた。反省点としては、ファイヤーはとても強かったがバドレックス入り以外に出すことがとても少なかったので、他の構築にも出していけそうなポリゴン2を採用することも考えた方がよかった。
 

f:id:mukapoke:20211002084117p:plain

ドラパルト@こだわりハチマキ
意地っ張り / クリアボディ
175-188-95-108-95-184
逆鱗 / ドラゴンアロー / 鬼火 / 蜻蛉返り
調整
A:逆鱗で無振りカイオーガを15/16の高乱数一発 HB特化ムゲンダイナを12/16の高乱数一発
HD:臆病カイオーガの冷凍ビームを確定耐え
S:控え目ムゲンダイナ抜き
参考にした記事
 
カイオーガ入りとムゲンダイナ入りの受けループに対して強いポケモンとして採用した。ムゲンダイナがCS振りのアタッカーに見える構築には出さなかったので素早さを落として火力と耐久に回す調整で全く問題なかった。
CSカイオーガとHBムゲンダイナをワンパンする逆鱗と行動を縛られないドラゴンアロー、様子見や削りのできる蜻蛉返りは確定として、最後の技は全く使わなかったのでとても悩んだが鬼火にしていたらルギアに1回マッチングして勝てたので良かった。今考えなおすとゴーストダイブネクロズマ入りに強そうなのでゴーストダイブでよかった。
 

f:id:mukapoke:20211002084137p:plain

ヒードラン@パワフルハーブ
穏やか / もらいび
195-x-126-150-144-128
調整
HD:C特化眼鏡カプレヒレの波乗り13/16耐え
S:意地ウオノラゴン抜き
参考にした動画
 
ザシアンをコピーしたメタモンに勝てる、ウルガモスに強い、受けループに対して強いの3点を兼ね備えていることから採用した。調整については、当初身代わり+竜の波動でカバノラゴンにも強くしようと思って使っていた名残でS128であるが、ファイヤーと同じくサンダーとランドロスを抜いていたおかげで勝てる試合が非常に多かったためS振りのまま使用した。
技は相手をキャッチできるマグスト、ムゲンダイナに対して確実に勝つための大地の力+挑発、マグストをヌオーなどの水タイプで受けに来る選出を破壊できるソーラービームで採用した。ソーラービームがパチンコ技に見えるが引き際にマグマストームが当たると確定演出になるので普通に強かった。ネクロズマ入りに対して、ネクロドラン対面を作って後出しされるレヒレをマグスト+ソラビ+定数2回で落としてネクロランドをランドのビルドアップで詰め切る立ち回りにおいて非常に強かった。
余談 TNソードのヤドランをソラビで落としたらTwitterにさらされていたので念のため主人公の服を変えた。

選出

共通事項
火力が高いが耐久が低いポケモンが多く、ランドロスの蜻蛉返りを使い有利対面を作り圧力をかけていく構築なので、初手のポケモン+初手のポケモンが不利対面の時引き先になれる組み合わせを選出段階で考えることが大切。
 
vsザシアン やや有利

f:id:mukapoke:20211002083741p:plain+f:id:mukapoke:20211002083950p:plain+f:id:mukapoke:20211002084003p:plainorf:id:mukapoke:20211002084137p:plain

相手のザシアンをゴツメ2回+巨獣斬で落とせるので、何とかして2回触らせることを意識する。
初手はザシアンがメインで、ザシアンミラーしたときはランドロスに引いて蜻蛉返りから有利対面を作って戦っていく。マンムーヒヒダルマのようなランドロスでは受けにくいポケモンがいる場合はカプ・レヒレを初手に出すことが多かった。メタモンがいる場合や相手の取り巻きによってはヒードランを出していた。
 
vsムゲンダイナ
受けループ 有利

f:id:mukapoke:20211002084117p:plain+f:id:mukapoke:20211002084137p:plain+f:id:mukapoke:20211002083741p:plain

ヌオーを崩してザシアンを通す展開を考える。相手の選出はムゲンダイナ+ヌオー+ドラパを受けるミミッキュやはがねタイプorヒードランを受けるラッキーなどの2パターンがありえるが、ドラパルトとヒードランを両方受けきることが難しいのでどちらかでヌオーを崩せる。
 
アタッカーダイナ 有利

f:id:mukapoke:20211002083741p:plain+f:id:mukapoke:20211002083950p:plainf:id:mukapoke:20211002084137p:plainf:id:mukapoke:20211002084003p:plainから2匹

ザシアンがムゲンダイナより早いので、かなり有利。
相手の選出がムゲンダイナ+ランドロス+何か(水タイプであることが多い)であることが多い。そのため、相手がザシアンにランドロスを後投げしてきたときに地震を受けるためのランドロスを選出することが体感多かった。ザシアンがムゲンダイナと水タイプの両方に対して強いので何度かランドロスを後出しされるうちにザシアンでランドロスを倒しきり勝てる。
 
vs黒バドレックス 有利

f:id:mukapoke:20211002084018p:plain+2体(ランドロス+カプ・レヒレが多かった)

黒バドにガラルファイヤー投げて蜻蛉返りして、カプ・コケコにランドロスを後投げして蜻蛉返りしてたら大体勝てる。鉢巻水ラオスに後出しできるポケモンがいないので取り巻き次第だが初手はカプ・レヒレかザシアンから入ることが多かった。
 
vsネクロズマ 五分

f:id:mukapoke:20211002083741p:plain+f:id:mukapoke:20211002083950p:plain+f:id:mukapoke:20211002084137p:plain

相手の選出はレヒレ+ネクロ+ランドであることがほとんどだったのでそれを前提として、ザシアンでネクロズマを釣ったりしてうまく体力を残した状態のヒードランネクロズマの対面を作る。
ドランでネクロにマグスト→レヒレ後投げされてキャッチ→マグスト+定数+ソラビ+定数でレヒレを落とす。その後相手のネクロズマ+ランドロスをビルドランドで詰め切って勝ち。
この動き以外でネクロズマに勝つ方法がないので、カプ・レヒレマグマストームを外したりネクロズマ地震を持っていた場合は勝てないがそもそも不利な禁止伝説であることと地震の採用率が低そうだったので割り切った。
 

f:id:mukapoke:20211002084117p:plain+f:id:mukapoke:20211002083741p:plain+f:id:mukapoke:20211002084137p:plain

メタモン入りの場合相手の選出はメタモンサンダーカイオーガが多かった。
カイオーガ初手の場合は鉢巻逆鱗が受からないので大体勝てる。メタモン初手の場合はドラゴンアロー読みザシアン引きか、蜻蛉読みドラゴンアローで突っ張るか択。決まったら勝ち。サンダー初手の場合は麻痺しないように祈る。
メタモンなしの場合も選出は同じだが立ち回りが異なる。ポリゴン2がいる場合が多く、カイオーガ+サンダー+ポリゴン2とかで選出されることが多かった。その時はカイオーガに蜻蛉を撃ちポリゴンに引かれたらヒードランを出して、カイオーガへの引きに対してドラパルトを釣りだしすることで受からなくなるのでどれかを倒して裏で何とかする。オーガがスカーフだと勝てないので諦めていた。
 
vsゼルネアス、イベルタルorホウオウ入り受けループ 不利
勝てない。ヒードランがゼルネアスの起点なのでヒードランとゼルネアスの対面を作らないようにしなければならないが、ウルガモスメタモンがいるとヒードランの選出を強要される上に盤面に残ってしまうため勝てなかった。
イベルタルループとかホウオウループはムゲンダイナと違って自身がドラパルトやザシアンに強いので勝つことが難しかった。ファイヤー対策枠を出されることが少なかったのでファイヤーを巧み挑発にしようと思っていた時期もあったがマッチングする回数が少なかったので当たったら仕方ないと割り切った。
 
今シーズンはザシアン、ムゲンダイナ、カイオーガ、黒バドレックス、ネクロズマを中心として色んな禁止伝説が均等にいたシーズンだったと思います。その中で、ザシアン、カイオーガネクロズマに対して不安定ながらも半分くらいは勝てて、黒バドレックスとムゲンダイナをお得意様にできたのが良かったです。
 
最後に
今シーズンは自分なりに色々と考えて、満足できる結果になったので良かったです。勝ち負け以前に考え方・取り組み方はよかったと思います。
欲をいえば、最高レートからあともう1回勝てば最終2桁に残れそうだったのでその試合に勝ちたかったです。
10月は忙しそうなのでやれるかわかりませんが、やれたら今度こそ最終2桁に残れるように頑張りたいです。
読んでくれてありがとうございました。
 
スペシャルサンクス
同じ構築を使ってフィードバックをくれたあまぽ
アドバイスをくれたしざよさん
ガラルファイヤーなどポケモンの案をくれたり、最終日一緒に通話してくれたしざよメンシのみんな

剣盾シングルS15 ゼルネアス構築メモ

こんにちはむかです。今回はシーズン15でゼルネアス構築でレート2015を記録出来て、自分でもしっかりと変更点を考えられた実感があるので記念にブログ書きました。

 

使った構築
f:id:mukapoke:20210303105401j:image

 

結果

f:id:mukapoke:20210303105630j:image

最終レート 2015

 

経緯
ほぼユウキさんの構築なのでまずはこちらの記事をお読みください。

【剣盾シングル】壁+まきびしゼルネアス【S15瞬間1位/レート2014達成】 - ユウキのめざめるパワー(氷)
(卒論が)忙しくて時間があまり無かったので、いつもお世話になっているしざよさんにおすすめしてもらったユウキさんのゼルネアス構築を使いました。
ユウキさんの構築はとても強かったのですが、自分の力量では上手く勝てない部分と環境の変化、構築バレによってキツい場面が多くあったので少し変えました。


構築の動き方としては
・ゼルネアスを通す
・ゼルネアスが通らなさそうだったらランクルスランドロスを通す
・たまにアーマーガアかランクルスTOD
これだけです。

 


個体解説
ユウキさんのブログをお読みください。

【剣盾シングル】壁+まきびしゼルネアス【S15瞬間1位/レート2014達成】 - ユウキのめざめるパワー(氷)
これより丁寧に書ける気がしません。調整なども変えてません。

 

一撃ウーラオス@きあいのタスキ

陽気/ふかしのこぶし

175-182(252)-120-x-81(4)-163(252)

あんこくきょうだ/インファイト/挑発/ふいうち

ランドロスと初手対面する機会がありそうだったので陽気にしました。

 

個体解説は言うことないので変更点をしっかりめに解説


変更点
上から順番に変えていきました。
クレッフィの技 電磁波→イカサマ
初手のクレッフィランドロス対面で相手が剣の舞をしてくる時、アーマーガアを選出出来ていればリフレクターの後引けば良いのですが、アーマーガアを選出しにくい相手もいたのでそういう相手に即負けしないためにイカサマを採用しました。(元構築にはイカサマがないのとアーマーガアがいるので、知ってる人は何回か剣舞してくる)
元構築がイカサマ無しなので警戒されない時もあるし、警戒して剣の舞→地震と選択してくる時もありましたが、いくらでも試合を出来るランクマッチでは「ランドロス入りにアーマーガアを出せない+初手クレッフィ対面で剣舞地震を押される」という試合は割り切ってました。1回しか剣舞されなかったらゼルネアスで誤魔化せることもあります。
イカサマの代わりに抜いた電磁波に関しては、途中から初手に出されるのはほとんど電気か地面タイプであったため、使う場面が少なかったのでいらないと判断しました。

 

インテレオン→悪ウーラオスに変更

元々のインテレオンの役割は以下の通りでした。

④炎に強いキャラ
基本選出の全員が炎に弱めなので、対策を考える。環境に多い炎タイプはエースバーン、ホウオウ、ヒードランあたりなので勝てるポケモンを入れる。求める条件は以下。
・炎の弱点を突ける(炎耐性もあると嬉しい)
・特殊アタッカーが望ましい(「せいなるほのお」「おにび」で機能停止しない)
・火力、素早さを上げて全抜きを狙える

ーユウキのめざめるパワー(氷)より引用

 

・「コスモパワー」ムゲンダイナの処理ルートがもう1つ欲しい
・「からをやぶる」カメックスメタモンにコピーされると厄介
・「てんねん」ピクシー入りに勝てない
ミミッキュに行動させると面倒
・水技を撃ちたい相手+「ちょすい」「よびみず」を崩せない

ーユウキのめざめるパワー(氷)より引用

 

しかし、メタモンの減少、ピクシーはあまりいない、条件さえ整えばミミッキュヒードランにさえ勝てるゼルネアスのパワーと、バンギラスの被選出率が低くムゲンダイナ入りにはランクルスを出せばほとんどの場合良い(最悪バンギラスを出されていても、ランクルスを突破する手段がないため相手のポケモンを1匹倒していればTODで勝てる。相手が1匹も倒させてくれなければHP総量的に負けるが、そういうプレイヤーは多くなかった印象)に気づいてからはめっきり出さなくなったので、変更したいと思っていました。

エースとなるポケモンはゼルネアス、ランドロスランクルスで十分だと思っていたので、展開をサポートできるポケモンを増やしたく思いました。そこで初手にかわらわりギルガルド、すりぬけシャンデラゴチルゼルなどを出されて困ることがあったこと、カバルドンに対しての回答がランドロスだけでは不十分だと思っていた(ラムランドロスが周知されすぎて吹き飛ばされまくる)ので挑発により吹き飛ばしを防ぐ展開も作りたかったことを踏まえて、クレッフィの代わりに初手に出せるポケモンとしてウーラオスを採用しました。


ゼルネアスの技 ドレインキッス、身代わり→雷、気合玉
インテレオンを抜いたことでホウオウが無理になってしまったので使用頻度が低めな(交代読みかウーラオス対面しか押さなかった。ウーラオスはほぼ出されなかったため)ドレインキッスを変更し雷を採用しました。
初めはムーンフォース/雷/身代わり/ジオコンの構成で使用していて、想定していたホウオウ以外にも数の多かったメタグロスネクロズマ、ザシアン入り構築に対して壁が残らない展開でも勝ちうるところが強力で気に入っていました。
しかし、最終日付近に増えたカイオーガ+ナットレイの並びに対して、アーマーガアでナットレイには勝てないし削れない(やどりぎのたねやはねやすめでボディプレスが抜群で入るため不利なこと、鉄壁や羽休めのターンにオーガ着地されたら試合が終わるなど)と気づいたためゼルネアス自身がナットレイを突破出来るきあいだまも採用しました。
身代わりもサンダーのかいでんぱ、電磁波をかわすために絶対に必要だったのですが、雷と気合玉どちらかを切ると結局キツい構築と当たってしまうのが嫌だったので両立させました。どちらか切るなら雷かなと思います。


きつかったところ
かいでんぱ、電磁波サンダー+ザシアン
ザシアンと組んでるやつは早い電磁波持ちも多くてキツかった。電磁波サンダー+遅いザシアン相手ならサンダー対面でジオコン2回して勝ったことはある。


オーロンゲ+ゼルネアス
壁役が挑発できるせいでこっちのゼルネアス展開できない。自分もオーロンゲ使うことを考えたことはあるけど、ザシアンがキツすぎるので断念した。俺じゃなくてザシアン入りに一生マッチングしてて欲しい。


ヌケニン
ヌケニン入りは無理すぎて、相手が深読みしてヌケニン出してこないお祈りでゼルネアス出したり1匹倒してTOD狙ってました。6回くらいマッチングした中でヌケニン出されない試合1回とヌケニン出されたけど1匹倒させてくれた試合があって2回勝ちました。勝てた時さすがに出せよと思いました。


まとめ
今期は時間がない中で通話してもらったり配信を見たりして環境はそこそこ把握出来ていて、「カイオーガ+ナットレイが多いから技変えよう」とか「物理イベルタル多いからクレッフィ対面光の壁の後ゼルネアスに即引きしない」とか合わせることが出来て良かったです。
ゼルネアス入りではゼルネアスで削って他の本命エースを通す構築が面白そうだと思ったのでそれも考えたいと思いつつ、別の禁伝も考えたいです。
あとゼルネアス使ってても相手のサンダーが最強過ぎたので今月はとりあえずサンダー使いたいです。


構築真似させてもらったユウキさん、通話してくれたしざよメンバーシップの皆さんとしざよさん、ありがとうございました。

剣盾シングルS7 トリックミミバーン

f:id:mukapoke:20200701043619j:image

これ使ってました。

最高で300∼400位くらい(レートでいうと1950くらい?)写真ないけど。

 

使い始めた経緯

アッキバトンエースバーンとかいうガラクタで10日間ぐらい無駄に潰してしまったことを後悔しつつ、けんしくんにラムエースバーンが強いと教わったのでそれにチャレンジすることにした。

とりあえずラムといえばビルドということでエースバーンを上手く通すための起点作りと、エースバーンが出せない時用のサブダイマ枠を考えるあたりから考察を始めた。

ダイジェット要員として、エースバーンと攻めの相性補完が良い(エースバーンを出しにくいドヒドイデ入りサイクルに強そうな)トゲキッスを採用。

起点作り要員として鬼火電磁波呪いミミッキュを使っていた時に、ラムのみやダイジェットを2回積んでSを戻すパターンもごまかせるしっぽトリックの方が強いと思いしっぽミミッキュを採用。

ミミッキュ+ダイマ枠+なにかの選出をすることを考えた時に、襷で倒しきるのが強いと思ったのでエースバーンが苦手な水にも強そうな襷ゴリランダーを採用。その他、初手に出しやすくミミッキュの呪いとも相性が良い身代わりドラパルトも採用。

このままだとパッチラゴンがキツすぎたので、残り1枠はカバルドンにしていたが自分が上手く扱えないのとラムを誰が持っているか分からないのがストレス過ぎたので解雇。

そのころ、初手にドラパ、アシレ、エースバーン、トゲキッスのうちどれを出されるかでかなり困っていたので相手に使われて強かった眼鏡ストリンダーを採用した。パッチラゴンに当たる回数よりこいつらと択になることの方が多かったのでパッチに薄くなった(パーティ画像ではないが、ドラパルトにドラゴン技入れたりトゲキッスにフェアリー技を入れたりはしていた)。

 

個別の解説(採用順、上の画像と順番ちがくてごめん)

f:id:mukapoke:20200626162152p:plain
エースバーン@ラムのみ

意地っ張り/リベロ

155-184-96-x-95-171

とびひざげり/飛び跳ねる/アイアンヘッド/ビルドアップ

ドラパやギャラやカバが状態異常をばら撒いてくる環境でラムのみ持ちはできるだけ多くの対戦に出したいと感じたので、最も多くの対戦に選出したいエースバーンがラムを持っているのは理にかなっているし安心感があって強かった。

カバルドンはアッキ持ってて怠ける合わせて2回欠伸をいれられて負けたり、ダイナックルで押せて勝てたりすることもあってよく分からんけど微妙な気がした。エースバーン受けるなら多分アッキカバが最強だと思うけど呪いミミとかで上手く繋げてること多くて勝てることもあった。

なんの対戦か忘れたけど使い始めた頃にミリ耐えされたのが嫌で陽気から意地っ張りに変えたけど特に困らなかった。計算してみたら意地っ張りの珠〇〇耐える調整を意地っ張りの+1〇〇ならだいたい崩せるけど陽気の+1〇〇だと微妙っぽいから多分意地っ張りで良かったと思う。

 

f:id:mukapoke:20200707180115p:plain

トゲキッス@するどいくちばし

ひかえめ/てんのめぐみ

179-x-116-168-136-132

エアスラッシュ/火炎放射/ソーラービームorマジカルシャイン/悪巧み

HB:DM時に意地っ張り珠エースバーンのダイスチル耐え、ステロ込みでも珠なしダイスチル耐え

C:無振りエースバーンをダイジェットで確定

S:準速(もともとパッチラゴン抜き、+1でエースバーン抜き)

サイクル構築にも普通にエースバーンがいたので臆せず出せるようにした。

調整も結構考えたし、火力も十二分にあって文句なしで強かった。出した試合はだいたい活躍してくれた。トゲキッス以外のポケモンも考えたけどあんまり思いつかなかった。

命の珠が余っているのにするどいくちばしを持たせた理由としては、この調整をするには命の珠よりも鋭いくちばしの方がいいことエアスラッシュは連打する技なので耐久が下がるのはアンチシナジーであることラムのみを警戒させられることの3つである。

 

f:id:mukapoke:20200707180900p:plain

ミミッキュ@こうこうのしっぽ

慎重/ばけのかわ

161-110-114-x-157-116

ゴーストダイブ/鬼火/呪い/トリック

HB:あまり

HD:控え目珠トゲキッスのダイジェットのダメージが最高でも136

(いじっぱりで使っていた時に皮ダメ+GFの回復量で体力が151になって、トゲキッスの珠ダイジェットが〜150になるような調整をしていたが、攻撃技が減り意地っ張りである理由が少ないと感じたためあとから慎重ミントを使ったので変な調整になってしまった。しかし、ゴリランダーと一緒に出すことが減ったのでそれでも珠ダイジェットを耐えるようになっているのは安心できた)

構築の軸。相手のダイマックスを見てから出してしっぽを押し付けて、呪いで退場する。ラプラスの壁ターンを枯らすためのゴーストダイブ。やたらと流行っていたスピンロトムは絶対に選出されたが、ほとんどこいつでカモに出来たので良かった。鬼火の枠はあまえる、光の壁、かげうち、挑発なども候補になる。

仮にダイジェット要員に渡すことに失敗したとしても素早ささえ奪えれば1匹倒したようなものだったし、そのポケモンを起点にしてビルドアップなどを積めたりもしたのであんまり困らなかった。カバルドンのような元々鈍足なポケモンにあげてしまったとしても、呪いが刺さりエースバーンの起点にしやすくなるので強かった。

チイラのみで良かった気もする。

 

f:id:mukapoke:20200707181611p:plain

ドラパルト@食べ残し

臆病/すりぬけ

193-x-118-121-96-190

たたりめ/鬼火/電磁波orドラゴンアローor流星群/みがわり

正直に言うと、ふゆのさんのやつパクったあと電磁波が欲しくなって臆病ミントを使っただけ。

初手出しして偵察する役割としても、ミミッキュの呪いからの引いて身代わりで稼ぐ役としてもいい性能を持っていて強かった。

ゴリランダーに鬼火当てれば対面から勝てたのが強かったがみんな考えることは同じで相手にもこちらのゴリラに対して同じようなドラパルトを出された。

 

ここまでの4匹は技に多少の候補はあれどほぼ確定で良かったと思う。

 

f:id:mukapoke:20200707181746p:plain

ゴリランダー@襷

意地っ張り/グラスメイカ

176-194-110-x-90-137

グラススライダー/叩き落とす/ドレインパンチ/剣の舞

がむしゃらに使いづらさを感じ、また草技はほぼグラススライダーしか撃たないので、がむしゃらを入れないなら剣舞グラススライダーが強いと思って採用した。剣舞ダイソウゲンでワンチャンドヒドイデを倒せる。

ドレインパンチナットレイカビゴンとの殴り合いを有利にするために採用。はたきおとすはどうせトリックするからあんまり意味無いかなと思うことも多かった。

最終盤、ハチマキゴリランダーはともかくとして襷ゴリランダーはかなりメタられていて(鬼火ドラパルト、初手エースバーンやトゲキッスなど)出しづらかったので変えるべきだったと思う。

 

f:id:mukapoke:20200707180122p:plain

ストリンダー@こだわりメガネ

ひかえめ/パンクロック

182-x-90-182-91-95

ばくおんぱ/オーバードライブ/バークアウト/ヘドロばくだん

調整はよくわからなかったのでぶっぱ。

ドラパルトでほっぺすりすり読み身代わりしたらバークアウトで倒されたのが衝撃的すぎて大嫌いだったが採用した。エースバーン、アシレーヌ、ドラパルト、トゲキッスの初手に来やすいポケモンたちと対抗できるポケモンがこいつくらいしか思いつかなかった。

ばくおんぱの火力が魅力的だけど、こだわるとミミッキュドラパルトの起点になるのが使いづらかった。かと言ってほっぺたたりめの型は身代わりドラパルトがきついので、強そうに見えて微妙に噛み合ってないように思えた。

 

S7をやった感想

・めちゃくちゃ嫌いなストリンダーを食わず嫌いせず採用したことが進歩。

・強いポケモンは強い型で使った方がいい(アッキエースバーンはバカ)。

・この環境楽しかったのでもう1ヶ月やりたい。

・丸パクリからちょい変えるしか出来なかった7世代までを考えれば1から考えられたのはだいぶ進歩した気がする。

・かなり環境が早く変わっていった今期しっかりとやったことは来期にも活きそう。

 

反省点としては

・もうちょい早くまともな構築を考えるべきだった。

・ビルド抜くとかその辺の考えが足りなかった。

・鉢巻ゴリランダーが強そうなのは何となくわかってたから採用するべきだった。

 

いい加減通るか通らないかで勝ち負けが決まる勢い任せな構築は使いたくない。サイクルをしっかり回せる大人のポケモンがしたいなと思うこの頃です。 

 

研究室も本格的に始まるし院試対策もあるのでそんなに潜れるか分からないけど、8月が絶対もっとキツイので7月はやれるだけ頑張ります。とりあえず2000目指したいです。

なおぽけやチャッキーと一緒に報告しながらやるの楽しかったから、今度は構築も共有して誰かと一緒に考えたい。けんしくんもありがとう。

 

おわり 

USMシングルS15 「Nonstop!マンダウルガ」 最高2065

こんにちはむかです。

久々にレートを2000に乗せられたので記念に構築記事を書くことにしました。

 

結果

シングルレートS15 TNむっちゃん

最高レート2065

最終レート2004

対戦オフ S16 

サブローカップ個人3-1

真皇杯関東予選グループ16 9-2 1位抜け(なお)

ポサパ ポケサー最強決定戦 予選6-2 トナメ5-0優勝🏆

 

使用構築

f:id:mukapoke:20190618165743j:plain

 

構築経緯

ベースにした構築→S14最終2102&2103 ゲコミミおめでとマンダ|せつない|note

S14の記事の中からいくつか試した中でこの構築が最も手に馴染むと感じたため、そのまま6匹真似して使っていた。途中でいくつかのカスタマイズを経て最終日の夜にこの形になった。そのため、採用理由などについては上記のブログを読んでいただきたい。調整先など詳しくわかりやすかった。それぞれのポケモンの採用理由については個体解説で紹介する。

 

対戦の方針としては

対面+積みの要素が濃い構築となっており(蜻蛉返りや持ち前の耐久力を生かした強引な後出しはする)、先に1匹倒して詰めるパターンと、役割集中をしたり対面を操作して積み技から抜くパターンを意識した。

 

構築詳細

f:id:mukapoke:20190618170040p:plain@ボーマンダナイト 威嚇→スカイスキン

いじっぱり/197-183-151-x-128-158

恩返し/地震/羽休め/竜の舞

vsボーマンダには少し不安が残ったが、基本的に色々な攻撃を耐えながら最低限の火力はあって神調整。対面要素の濃い構築では捨て身と岩技採用のASぶっぱが多いが、対面的に使う時耐久力を強引に使うことが多かった(vsレボルト、コケコなど)のでHDベースが活きることが多かった。初めてHDベースを使ったが今まで使わなかったことを後悔する強さであった。技構成については、ギルガルドボーマンダで倒しにいく場面が多いため身代わりより地震の方が良いと思う。1メガであり構築の軸なことと、ボーマンダがしんどいポケモンカビゴンミミッキュで無理やり崩せるためかなり出していた。

選出率2位

 

f:id:mukapoke:20190618170221p:plain@ウイのみ 炎の体

おくびょう/169-x-87-184-126-159

火炎放射/めざめるパワー氷/ギガドレイン/蝶の舞

元々は弱点保険ガルドだった枠に、レヒレとやりあえることを評価して入ってきたポケモンウルガモスのストッパーとしてスカーフランドロスを採用したレヒレ入りの構築が多かったので、まとめて倒せるようSに大きく割いた個体を使用。ついでにいうと水Zも少なかったと思う。(ただし、水Zもある程度いたので余裕がある時はZをミミッキュにうたせるように誘導するなどして対策した。)

グロス系統にはこれでかなり勝てたが、物理耐久が柔らかすぎてミミッキュクチートを任せきれなかったのでスカーフランドロスが少ない環境なら+1でミミロップ抜き程度のよくある調整で良いと思う。もしくは、ASマンダが多い環境ならC削って耐久に回せそう。

調整の参考→【S10最高最終2115】ドリルドンマンモスヒレルド【最終27位】 - 儚くも永久のヨワシ

選出率5位

 

f:id:mukapoke:20190618170908p:plain@こだわりスカーフ 変幻自在

無邪気/147-146-87-125-81-191

冷凍ビーム/とんぼがえり/ダストシュート/岩雪崩

MVP、襷ゲッコウガを使っていた時にスカーフゲッコウガをケアされない動きが多く見られた(具体的にいうとスカーフランドロスやテテフの居座り)ため、また初手のゲッコウガミラーに不安があったために構築が迷走していた時に数戦試すつもりで採用したところめちゃくちゃ強かったのでそのまま採用した(そのため、スカーフゲッコウガ用のもう少し良い調整があると思う)。

裏に行動保証のあるメンツが控えているため初手に出した場合基本的に裏読みはせず、目の前の相手に通る技を打ち続けた。鋼タイプが裏に控えてそうな相手の時もテッカグヤにはカビゴンギルガルドにはウルガモスメタグロスにはギルガルドと投げられるのでダストでのこだわりも気にせず打てた。

選出率3位

 

f:id:mukapoke:20190618171137p:plain@ミミッキュZ 化けの皮
いじっぱり/157-143-116-x-126-118

じゃれつく/影うち/挑発/剣の舞

今まではAよりの調整を使っており、この振り方だと最初はこちらの攻撃をミリ耐えされることが多く最初は耐久振りの強さを感じられなかったが、使い込むうちにHBポリゴン2に対して剣舞2回で崩せることや様々な物理技を耐えることがとても強く感じた。(ボーマンダすてみタックルを何度か耐えたけど確定耐えでは無いらしい。)

ミミッキュの挑発はZ消化後にポリゴン2カバルドン、鈍いカビゴンボーマンダとの役割集中で詰める際に使用するため呪いよりも強いと思っている(呪いでも出来そうだが)。また、ゲッコウガがダストでこだわったあとのボーマンダ死に出しに対して、後出しミミッキュから挑発がスカーフゲッコウガでの全対応になるため強い。しかしゲンガーが抜けたことでオニゴーリやバトン部が厳しくなっている(この構築には出てこないと踏んでいた)ため、個人の好み。ただしミミッキュミラーが全部後攻だったのでもう少し素早さに回したいし、シャドークローも持たせたかったりなどいろいろ迷っていた枠。

選出率1位

 

f:id:mukapoke:20190618171421p:plain@フィラのみ くいしんぼう

いじっぱり/254-154-104-x-142-56

恩返し/炎のパンチ/リサイクル/はらだいこ

A:+6恩返しでHBドヒドイデ確定

S:ドヒドイデ抜き

はらだいこ型だが、テッカグヤに身代わりとやどりぎの種があった場合になすすべもなく負けてしまうことや、回復出来れば簡単に勝てる試合(レヒレカグヤドランみたいな有限サイクル選出を良くされた)を多く感じたために耐久振りリサイクルの型をわだーだに教えてもらって採用した。カバルドンより遅くなったが、はらだいこ型が周知されたためかカバルドンを出されることが少なかったためこれでも良かった。色んなところからイカサマやはたきおとすが飛んできたし、相手のカビゴンにもほぼマッチングしなかったので環境的には逆風感はあった。

シーズン途中まで使ってた型はそのうち別の記事であげようと思います。

選出率4位

 

f:id:mukapoke:20190618172316p:plain@弱点保険 バトルスイッチ

のんき/167-71-220-72-171-72 

シャドーボール/影うち/聖なる剣/キングシールド

※借り物の調整をそのまま使用

なぜか弱保ガルドミラーが多かったり、レヒレに対してすごく微妙であったことから、ウルガモス採用の時に一度抜いたがゲンガーを出すことが減ったために再採用して、そこから一気にレートを引き上げてくれた影の立役者。

そこまでかなりミミッキュに苦労していたため、ミミッキュに割と強めなのが良かった。この枠は最後まで定まらなかったがミミッキュに強い気の利いたポケモンが良いと思う。

ミミッキュに対してゲッコウガの蜻蛉からギルガルドを出す動きをよくした。

調整の参考→【単体考察】弱点保険呑気ギルガルド - Wanna be the Biggest Dreamer

選出率6位

 

試したポケモン

滅びゲンガー

前シーズンに使っていた、ガルランドに入れていた滅びゲンガー(わだーだに教えてもらったやつ)がめちゃくちゃ強かったので最初は滅びゲンガーを使いたく思い構築を探していた(ところせつないさんの構築を発見した)。

ただ、この構築だとサイクルを回しにくいのと浮いているのがボーマンダだけだったので相手の受け回しに地面がいる場合にあまり活躍せず、出した試合は吠えられて、信じられなくなって置物と化していた。実際に見返すと直近1週間の選出時勝率が0%であった(5月のヤクルトかよ)。最終日の前日の夜に受け回しのヌオーとかは当たる確率も低いし切るべって言ってギルガルドと交換した。最終日はゲンガーいなくて後悔した試合もあったが、それよりも圧倒的にギルガルドで勝てた試合の方が多かったので良かった。ただ、構築的にはそこを妥協して切ってしまったためにもう少し考察できる部分はあると思う。

この構築に入れた場合においては自分が使いこなせなかっただけで、原案ではこれで勝たれているみたいだし最終日滅びゲンガーに2回負けたしやっぱり使う人と構築が良ければ強いと思う。

 

選出

ゲッコウガ+ゲッコウガの見せる隙を埋められるポケモン

カビゴン+カビゴンで崩したあと通るポケモン

ミミッキュ+2匹

ゲッコウガ初手の場合の戦い方

初手ゲッコウガで最もアドバンテージを取れる技を押す。(ミミッキュに蜻蛉返り、カプ系にはダストシュート、リザードンにはいわなだれなど)

倒した後、こだわった技次第で起点にしてくるポケモンが出てくるのでそこに行動保障のあるポケモンを後出し(ゲッコウガがいらなくて起点にされないなら居座っても良い)して切り返す。仮に起点にされたとしても、ゲッコウガがある程度ストッパーの役割も持っているため大体こちら有利で戦える。ゲッコウガが初手と〆で2体、ゲッコウガ以外で1体を倒すイメージ。

カビゴン初手の場合

相手が受け気味のサイクルである場合は初手から出すことが多い。基本的にエアームドナットレイテッカグヤなどをカビゴンで倒してボーマンダを通す動きを狙う。

ミミッキュ初手の場合

出来るだけやりたくないが、キノガッサ入りなどには苦渋の選択として出していた(同様の理由でたまにギルガルド初手もある)。この型のミミッキュは初手に出すのが弱いと思っている(なぜなら、相手はミミッキュに対応できる駒を裏に残しているから。ミミッキュに対応出来る駒をボーマンダなどで削ってからミミッキュで複数匹倒すことを狙う動きが強い。)ので、ミミッキュしか思いつかない時だけやっていた。

また、ミミッキュの挑発でカバルドンなどを止めて、ボーマンダ+ウルガモスで積んでいくパターンもあった。

【追記】オフでミミッキュを止められるポケモンがだいたいウルガモスの起点だったり、ミミッキュで削ってマンダが受からない状況を作ったりすることが多くて割とした。呪いと思われることが多くて思わぬアドバンテージを得られることが多かった。

 

重いポケモン

キノガッサマンムー、HBポリ2絡みのサイクル

 

反省点

メタグロスに対してウルガモス+ギルガルド採用したりと過剰なのにポリグライドヒドグロスみたいなやつには勝てないのが弱すぎたし、ミミッキュがミラーに弱い型(ミラーに強い襷やゴーストZが流行っていたのでしんどかった)のでそのへんは改善できると思う。

 

感想

久々にレート2000まで行けたこともあって、ポケモンが最高に楽しかったです。あんまり自信なかったけど2000乗ってから1度も2000切らずに25戦も出来てかなり戦える感じでした。

勝てない時は暴れてたけど…2000乗ってからの対戦は気持ちが晴れて、勝っても負けてもなるほどなって思うことも多くて戦うことが楽しかったです。ギャラドス入りのカバマンダとポリグライドヒド。めっちゃ強いわ!!勝てん!!

わだーだに横でアドバイスを貰いながら対戦してると自分の腕はまだまだだと感じたし、勝てそうな試合を落としたり、プレイングは未熟でした。そういう面では経験値の少なさが出たかなと思います。後、深夜体力の限界が来ておざなりな選出をしていたので自分の体力を鍛えようと思います。

あと、第1回バトルフロンティアから使ってるミミマンダウルガの並びで勝てたのはめっちゃよかったです。並びが好き。

次こそ2100。

 

レートのあとも対戦オフで試合を重ねるうちに強いなぁと思えることが多かったのでぜひ真似してみてください(恩返しが多くてQRは作れないですが…)

 

スペシャルサンクス

対戦ログを全部記録したぽけっとふぁんくしょんさん。とても便利なのでぜひ使ってみて欲しいです。

お会いしたことも話したこともないけれど、構築の参考にさせてもらったせつないさん。

Rageに出て活躍されていたAdamsさん、一方的にだけど配信見てたら俺も頑張ろうって思いました。

構築を使って改善案を教えてくださったまなてぃーさん。

ウルガモスを孵化してくれた天音。

ギルガルドを貸してくれたふらん。

キャスでモチベを上げてくれたり一緒に戦ったあまみや、シャーロット。

カビゴンの型を教えてくれたり前日は一緒にやって、最終日も通話してくれたわだーだ、泊めてくれたあべし。

この構築記事を読んでくれた皆さん。

 

ありがとうございました。

 

宣伝

所属するポケモンサークル流星群が主催のポケモンオフ、MASTERSオフが8/31に横浜西公会堂で開催されます!

第7回MASETRSオフ 参加要項&申請記事 - 流星群公式ブログ

 

また、自分の参加しているポサパ運営でのポケモンサークル員最強を決める全国大会の開催が決定しました。自分もスタッフで参加します。よろしくお願いします。ポケモンサークル最強シングルバトルプレイヤー決定戦のお知らせ - ポサパ公式

 

何か質問があればTwitter @mukapoke までお願いします。(記事は全て無断転載なので何かあれば消します。)

質問箱も置いておきます。匿名で聞けちゃう!むかぽけさんの質問箱です | Peing -質問箱-

 

 

 

 

おまけ

ボーマンダのニックネームについて

Triple333

走攻守三拍子揃っているところが、応援している東京ヤクルトスワローズ山田哲人選手と共通しているので、代名詞であるトリプルスリーを名付けました。色違いにすることでヤクルトが推している黄緑になるのも良き(通常色も90年代のビジターユニっぽい色ではある)。細かいこだわりとして、ボールがネストボールであり哲人と韻を踏んでいる。

 

おわり

Battle Frontier 3位報告&マスターズオフ宣伝

報告

こんにちは、むかです。

先日行われたBattle Frontierで3位になれました。オフ2年くらい出続けてますが初めてなんでめっちゃ嬉しいです。

 

使った構築は

f:id:mukapoke:20180924153604j:image

 

詳しいことも書こうかと思ったのですが、人から教えて貰ったポケモンがいるのでいいかどうか聞いてみます。並び順が汚いって言われましたが、自分ではこの構築はミミマンダウルガが軸だと思っているのでこの並び順にしました。

 

スタッフの皆さん、サークル関係のみんなや先輩、いつもオフで仲良くしてくださる皆さん。ありがとうございました。これからも頑張ります。

 

宣伝

来週9/30(日)に流星群主催でMASTERSオフというシングルの対戦オフを開催します! 

定員は64人(今30人くらい)

場所は東大島文化センターで

時間は11時から(受付開始は10:30から)です。

 

マスターズオフの翌日は月曜日で、お仕事や学校のある方もいらっしゃると思いますが、過去の開催では遅くならずに終わっている(終了19時くらい)ので今回も遅くならないように頑張ります。

来週末もポケモンしたい人、バトルフロンティアでオフのモチベが上がった人、是非お越しください!

参加申請は以下の記事からお願いします。

流星群 ~Pokemon Masters~ のブログ 第6回MASTERSオフ 参加要項&申請記事

 

スペシャルサンクス

カプ・コケコを貸してくれたわだーだ(それを厳選したたいやきさん)。

ギルガルドの型を教えてくれたかめどりさん。

観戦して応援してくれた皆さん。

リプライとかいいねをくれたみなさん。